気づけば、今日もあの入り口の前に立ってる。
行くつもりはなかったのに、ちょっと時間が空いたとか、気分が乗らないとか、理由はいつも後づけだ。
そしてまた、「ちょっとだけ」「1,000円だけ」が始まる。
で、終わるころには財布が軽くなって、気分もどこかどんよりしてる。
「もう行きたくない」「やめたい」と思ってるのに、なぜか足が向いてしまう。
そんな自分に、少しだけブレーキをかけたいと思ってる人へ。
今回は、“行かないようにする”ための小さな工夫や考え方を、現実的な目線でまとめてみます。
行かないためには、“気持ち”より“仕組み”が必要
意思が弱いとか、性格の問題じゃない。
パチンコって、習慣なんです。
行くのが日常になってしまってると、止めるには“流れそのもの”を変えなきゃいけない。
だから、やめたいならまず、「気持ちで止める」よりも、「行かない仕組みを作る」ことが先。
たとえばこんなふうに。
遠回りするルートを1本つくっておく
家から駅、駅からバイト、バイトからスーパー。
そのすべてのルートのどこかに、あの店があるなら、
そもそも“通らない道”を1本持っておく。
「寄り道して行く」のではなくて、**“通りがけだから入ってしまう”**が多いんです。
だったら、その道を避けるようにするだけで、半分くらいの衝動は消える。
財布の中に使えるお金を入れておかない
現金があると、やっぱり心が動く。
「今日はちょっと余裕あるし…」って。
だから、使える現金はできるだけ持たない。
チャージも最小限、持ち歩きは1,000円札1枚だけにする。
ないなら、使えない。当たり前だけど、強力です。
その日に行かなかった自分を、ちゃんと記録する
意外と効くのがこれ。
「今日は行かなかった」と書くだけ。
ノートでもスマホのメモでもOK。小さく「〇」とつけてもいい。
3日続いたら、「俺、やればできるじゃん」ってなるし、
1週間空けば、なんとなく足が遠のく。
「記録すること」自体が、小さな励みになります。
小さな“代わり”をいくつか持っておく
気分転換したいときにパチンコに行ってた人は、
“別の気分転換”をいくつか持っておかないと、手が空くと戻ります。
たとえば、
・100円で缶コーヒー買って公園に座る
・風呂に長く入ってラジオを聴く
・スマホで知らない街の物件を眺める
・コンビニで「今日は買わずに出るゲーム」をする
くだらなくてもいいから、自分だけの“代わりの楽しみ”をストックしておく。
これが地味だけど、効きます。
まとめ
「やめたい」と思ってるうちは、まだ自分を責めてる状態。
でも、「行かない仕組み」ができてくると、自然と“やめられてる自分”が日常になってきます。
- 通らないルートをつくる
- 財布を軽くする
- 行かなかった日を記録する
- 別の気分転換をいくつか持っておく
これだけでも、“行かない日”は増えてきます。
行かない日は、ただの我慢じゃなくて、未来の自分に静かに手を貸してる日なんです。
今日のひとこと
「行かない」って決めた日は、
“なにも失わなかった日”でもあるんです。
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