パチンコをやめたいのに、また行ってしまうあなたへ|足が向く理由と抜け出すヒント

パチンコ屋の前で、なんか立ち止まっちまうんだよな

やめようと思ってたんだよ。ほんとに。
今日はまっすぐ帰るつもりだったし、途中でどっか寄る気なんてさらさらなかった。
…はずなんだけどね。

気づいたら、あのパチンコ屋の前に立ってんの。
ガラス越しに見える光と音。
タバコの匂いと、ちょっと湿った空気が、なんだか懐かしくてさ。

ほんとは入る理由なんて、どこにもない。
けど、足が勝手に向いてる。そんな日がある。


やめたいけど、やめられない。そういうもんさ

「自分、意志が弱いんです」
そう言う人、多い。でもね、それだけじゃないと思うんだ。

うまく言えないけど、習慣ってのは怖いもんでね。
身体が先に覚えちゃうんだよ。
疲れてるとき、ちょっとだけ現金持ってるとき、ぽっかり時間が空いたとき。
気づけば、あの道を歩いてて、あの入り口の前にいる。

決して強い欲望があるわけでもないのに、
気がつけば「いつものコース」みたいになっちまってる。


その前に、ちょっとだけ立ち止まってみない?

パチンコに行きたくなる、その前。
ほんの5分前、どんな気分だったか思い出してみるといい。

・誰かの一言が、なんか引っかかってる
・天気のせいか、妙にさみしい
・やることないのに、家に帰るのも面倒くさい

そんな気分のとき、人間は“なにか”で穴を埋めたくなるんだよ。
で、たまたまその“なにか”が、パチンコってだけでさ。


「一生やめる」なんて言わなくていい。「今日はやめとく」でいい

決意なんて、あんまり大きくなくていいんだよ。
「もう二度と行かない!」なんて肩に力入れるより、
「今日はやめとくか」くらいの方が、案外つづく。

たとえばさ──
・いつもと違う道を歩いてみる
・財布に1,000円札しか入れないようにするとか
・缶コーヒー1本ぶん、考える時間をとってみる

たったそれだけで、流れが変わる日もある。


行かなかった日って、実はすごく意味がある

誰にも言わなくていいし、胸張ることでもないかもしれない。
でも、行かなかった日ってのは、「なにも失わなかった日」なんだよね。

お金も、時間も、気持ちも削られなかった。
それって、静かだけど、すごく大事な“勝ち”なんじゃないかな。


今日のひとこと

行かないって決めた日には、「なにも失わなかった」っていう、立派な勲章がある。

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