今日は何もない日、なのに財布が軽いんだよ
「今日は予定なし」なんて言いながら、気づけば財布が軽くなってる。
特別な買い物をしたわけでもない。
でも、なんでか残高が心もとない。
朝はゆっくり起きて、コーヒーすすって、
スマホをパラパラ眺めてたら、広告に釣られてポチっとな。
そのあと外に出て、なんとなくコンビニでお菓子やドリンク、
昼は「せっかくだから外食しようかな」、
帰り道で「ついでにドラッグストア」なんて寄ってるうちに、
もう、すっかり軽い財布になってる。
暇と出費って、仲が良すぎるんだよな
やることがないとき、人間ってのは何かで手を動かしたくなる。
で、その「何か」にお金を使っちゃうことが、ほんと多い。
なんかモヤモヤしてる。
なんか物足りない。
それを埋めるために、買い物をする。
食べる。
散財する。
で、あとから「そんなに使ったっけ…?」と首をひねる。
でもな、それ、別にあんたがダメってわけじゃない。
暇な時間ってのは、静かに財布を狙ってくるからさ。
買ったのは“気分の処理”かもしれない
本当に欲しかったのか?
それとも、「何かしてないと落ち着かない」だけだったのか?
これ、買い物した後に自分に問いかけると、けっこう引っかかる。
“買いたい”じゃなくて、“何かしたかった”。
“使いたい”んじゃなくて、“時間を埋めたかった”。
そんな出費が、月に何度もあると、気づけば金欠。
出かけてもいい。
歩いてもいい。
でも「ただなんとなく」で財布を開くと、気づけば残高ゼロの道。
出かけるなら“ひとつだけ決めてから”行く
これはな、ちょっと効くテクニック。
「今日はなにか予定があるわけじゃないけど、どこか出かけたい」
そんな日は、たったひとつ“目的”を決めて出る。
・スーパーで食材を買うだけ
・本屋に行っても見るだけで帰る
・公園でベンチに座って音楽聴く
この“ひとつだけ”があると、不思議と買い物が減る。
他の誘惑に巻き込まれにくくなるんだよ。
財布ってのは、目的が曖昧なときに開きやすいからさ。
「使わない」んじゃなくて、「選んで使う」が正解
節約っていうと、どうしても“我慢すること”って思いがちだけど、
そんなふうに身構える必要はない。
使いたければ使っていい。
でも、「今日は何に、いくら使うか」だけ決めておく。
それだけで、お金の価値って変わってくる。
同じ500円でも、
「使っちゃった」って思うのと、
「これに使おう」って思って使うのとでは、
財布の重みが全然違う。
暇な日こそ、“持っていた時間”にできたらかっこいい
金を使わない日って、ちょっとつまらないかもしれない。
でも、あとから振り返ると、
「あの日は気分よく過ごせたな」って日って、案外お金を使ってない日だったりする。
・遠くの川まで散歩して帰ってきただけの日
・1000円だけ使って1日乗り切った休日
・夕方までスマホ見ずにボーッとしてた午後
そんな日は、残高も、気持ちも、静かに整ってる。
暇だったのに、ちゃんと“持ってたな”って感じられるんだ。
「今日は出費ゼロ」をたまに入れてみる
毎日は無理でもいい。
でも、月に1回くらい、「今日は一銭も使わなかった」って日があると、
財布がすこしずつ育ってくる。
お金を守るって、強く締めるんじゃなくて、
“流さない意識”を持つことなんだよ。
そしてそれは、暇な日の習慣から変わっていく。
今日のひとこと
何もしてない日が、
実は一番、財布を守る日だったりする。
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