ストレス発散のつもりで散財してしまう人へ|お金を使わず気持ちを切り替える方法

イライラする日って、ありますよね。

仕事でうまくいかなかった日。人間関係でモヤモヤした日。なんか自分だけ損してるような気がして、ふと財布に手が伸びる。

ほんの少し気持ちが落ち着けばいい、そう思ってコンビニで甘いものを買ったり、近くの店にふらっと入ったり、ネットで何かをポチったり。

でもね、そのあと財布の中身を見て、ふっと冷めるんですよ。「ああ、またか」って。

お金を使った瞬間はスッとする。でも、その後に残るのは、また自分を責めるような気分だったりする。

これ、ほんとにストレス発散になってるのかな?って思うことがある。

今日はそんな気持ちに覚えがある人に向けて、

「お金を使わないで気持ちを整える方法」について、ちょっと話してみようと思います。

気持ちのままに動くと、財布も気分も軽くなりすぎる

人間って、気持ちが乱れたときほど、何かにすがりたくなるものです。

「もう知らん」と思って、財布を握って外に出る。

「何か買えば落ち着く」と思って、つい手が出る。

でも、そうやって使ったお金って、あとで残らない。

買ったものも、体験したことも、「何だったんだっけ?」ってなることが多い。

気持ちの整理じゃなくて、気分の逃避だったのかもしれません。

ストレスって、“出す”より“受け止めて流す”方が、あとあとラクだったりするんです。

歩く、書く、眺める──お金を使わず気持ちを落ち着けるやり方

財布を開く前にできることって、意外とたくさんあります。

たとえば、外に出て、10分でもいいから歩く。

スマホも見ず、イヤホンもつけず、ただただ歩く。

景色を見るだけで、気持ちが少しずつ平らになっていくことがある。

また、気持ちをノートに書くってのもいい。

「今、なんかイラついてる」「疲れてる」「話しかけられたくない」

たったそれだけでも、言葉にして外に出すだけで少しラクになる。

ほかにも、好きな音楽を聴きながら、湯船にゆっくり浸かるとか、

ベランダから夕焼けを見るとか。

“自分にしかわからない時間”をもつことが、気持ちを整える一番の薬だったりする。

衝動の先にある“後悔”を、知っておくだけでも違う

お金を使ったあとの後悔って、不思議といつも似てます。

「また無駄遣いしちゃった」

「これ、ほんとに必要だったのかな」

「別に買わなくてもよかったんじゃ…」

でもね、この“後悔の声”を無視せず、ちゃんと覚えておくこと。

次にまた同じ状況になったとき、「そういえば前もこうだったな」と思い出せれば、

ほんの少し、ブレーキがかかります。

「自分って、こういうときに散財しがちだな」ってパターンを知っておくだけで、対処のしようが出てくる。

自分にやさしくするって、お金を使うことじゃない

「疲れた日は自分にごほうび」とか、「たまには自分に優しく」とか、

よく聞く言葉だけど、それって本当に“出費”じゃないとダメですか?

やさしさってのは、むしろ“何もしないで休む”ことだったり、

“静かな時間を許す”ことだったりする。

カフェに行かなくても、音楽を聴きながら湯船に入るだけで、十分ごほうびになる。

何かを「足す」んじゃなくて、「引く」ことで満たされることもある。

自分にやさしくしたいときこそ、財布ではなく、自分の心の声を聞いてあげる。

それだけで、お金の減り方も気持ちの落ち方も、変わってきます。

まとめ

ストレスでお金を使う癖って、一度は誰しも経験があると思います。

でもそれが習慣になると、いつの間にか“財布からの脱力感”が毎日つきまとうようになる。

お金を使わずに、気持ちを整える。

それは少しの意識と、少しの工夫でできることです。

  • 外に出て歩く
  • ノートに書き出してみる
  • 自分だけの楽しみを持つ
  • “やめたくなる衝動”の記録を忘れない

お金を守ることは、気持ちを守ることと繋がってます。

だから、無理に我慢せず、少しだけ“逃げ方”を変えてみるといいんです。

今日のひとこと

気分は流せば落ち着くけど、

お金は使ったら戻ってこない。

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